Dry booth 2013年6月
ドライブース?

山善の食器乾燥機

山善の食器乾燥機YD-180です。
自然対流式なので模型に優しい乾燥機です。
と言っても下の金属部分に
プラパーツを落とすとまずいらしいです・・・
(まだ落としたことない)

実験したところ
室温12度で内部は36度
室温28度で内部は43〜45度
(サーモのオンオフ温度?)でした。

冬場でも真夏の温度が得られるので
塗料やパテの乾燥・硬化が早くなります。

また、塗料の白化・白カブリの防止にもなります。
カブリの主な原因は溶剤の気化熱だそうです。
アルコールを腕に塗ってヒンヤリするアレで
溶剤が気化する時に熱を奪って塗装面が冷えて結露してしまうそうです。
水溶性なら水で影響は受けにくいのですが、
ラッカー系の塗料だと結露した所が白化してしまいます。

遠目から少しずつ砂吹きすればカブリにくいですが
シットリ濡れるぐらいまで吹くと湿度が高い時はカブってしまいます。
そこでドライブースでパーツを温めてやればカブリは起こりにくくなります。
予めパーツを温めておけばもっと効果的ですが・・・。

パーツ数が多い時など奥のほうが出し入れしにくいんですよね。
もうチョット横長とかフタが全体的にパカっと開くとか・・・。

食器乾燥器 本来の使い方ではないですが
乾燥時の ホコリよけにもなって良いです。
でかい怪獣などは入りませんが・・・。

ちなみに取説にはプラスチック容器などは
変形するので「禁止」となっていますので
ご使用になる方は自己責任で。(;´∀`)

熱風式など強力な食器乾燥器はプラを溶かすので
お間違えないように。



その後、(2014.3頃)

大きめのパーツが上にあたらないようにクリップの竹串を短めに切りました。
フタに下駄を履かせて高さを稼ごうかとも思いますが、
容積が増えると効果が落ちるかなぁ?ということでやってないです。



食器を支えるためのピン(?)を切り飛ばして
細かいパーツが落ちないように鉢底に敷く樹脂製のネットを敷きました。



クリップをたくさん立てられるように猫の爪とぎも導入
小さいブロックも作って状況に合わせて使ってます。




ネットで調べて蓋の開く角度が大きくなるように改造しました。



ちょっと開くようになりましたが・・・
物足りないのでグレーの枠の方をもっと切ってみました。



勢いで可動部のキャップをパチンと嵌める爪も切り飛ばしてしまいました・・・。
差し込むだけでも何とか大丈夫そうです。(TT)

コレで出し入れがだいぶ(少し?)楽になりました。


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