"Numaziri DC12" (HOn2.1/2 1/87 9mm narrow gauge)
沼尻のDC121
(磐梯急行電鉄時代)

沼尻DC121

沼尻鉄道DC12(珊瑚模型店 HOn2.1/2  1/87 9mmゲージ Base Kit)
カプラー 真鍮ロストワックスパーツ (モデルワーゲン)
床下パイピング 真鍮線
排障器 真鍮アングル材
テールランプ、前方の小さいライト 真鍮パイプで自作
社紋、ナンバープレート 自作、写真紙に印刷
その他のレタリング 自作デカール

沼尻DC121沼尻DC121
沼尻DC121沼尻DC121

軽便ファンにはおなじみの「日本硫黄沼尻鉄道」のDC12です。
製作したのは最後期の「磐梯急行電鉄」のころのマーキングです。
Dはディーゼル、
Cは3軸、
12は自重12トン、
後に1、2号車の1、2が続きます。

昭和28年、協三工業製の機関車で
ロッド付の足回りは蒸気機関車からのパーツの流用と言われています。
(頸城や尾小屋などでも同じようなロッド付ディーゼルが活躍していました。)

沼尻DC121

キットはヤフオクでリーズナブルなお値段でゲットしました。
箱に浮かび出たシミ(カビ?)の様子から
前オーナーがかなり長期にわたって保管していたような感じです。
現在でも売られている商品ですが
中身は・・バージョンアップしているのかな・・・?

ラジエターグリルの横棒の本数が少ないような・・・。
車幅も広いような・・・。

下回りを組んでから気がついたのですが
キャビンの妻面の幅が足りないようです。・・・
・・・じゃなく、下回りの幅が大きいようです・・・。
もう組んじゃったし、下回りを狭くするとロッドと干渉しそうだし・・・。
・・・ということで、キャビンを広げることにしました。
(0.6mm洋白角棒を妻面の両サイドに入れました。)

沼尻DC121

タンク周辺のパイピングは
取り回しが良くわかりませんでしたが
雰囲気を出すために適当にでっち上げました。

前方のステップも短くなっちゃいましたが
真鍮板ででっち上げ、
キャブの前方両側についてる雨ドイの縦ドイも
真鍮線でそれらしく、
妻面の前方のひさしの支え(?)のパーツも
真鍮板で適当に、
前後の下側のライト類も
真鍮パイプでなんとなくやっつけました。

上の製作中の写真を撮ったあと
排障器も取り付けました。
線路と干渉しそうなのでやめようかとも思いましたが
何事も勉強なので・・・。

ちなみに
モデルワーゲンのカプラーはサイズが合わないので
取り付けには加工が必要です。

沼尻DC121

塗装は
ミッチャクロンマルチ(プライマー)の上から
フィニッシャーズの白サフを吹き
窓枠をマスキング、
クレオスのミスターカラーの黄色を前後に吹き
虎縞マスキング、
さらに黒を吹きました。

沼尻DC121

マーキングは全体的に大きくなっちゃいました・・・。
図形プロセッサ「花子」で作成して
社紋とナンバーは写真紙に印刷しました。
デカールはMDプリンタが壊れてしまったので
白デカールに黒地に白中抜き文字を印刷しました。
段差がバレバレ・・・。
「第」の字は、実車は略字ですが出てこないです・・・。
外字フォントに存在する場合もあるらしいですが・・・。
全体的にスケールモデルとしてどーよ?な出来なので
わざわざ文字を作る気力も無く・・・。

ライトレンズは透明エポキシボンドを盛り付けました。

ウェザリングはクレオスの水性サビ色、
タミヤのウェザリングマスター等で行いました。

沼尻DC121


2010年2月

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