"Power loader X4+ & X4S" (Power dolls) X4+(Alpha Non scale) X4S(Wave Non scale)

Dolls(パワーローダー)
パワーローダーX4+
アルファ・ノンスケール
(約1/60)
レジンキャストキット
原型製作 伊勢昌弘さん
パワーローダーX4S
ウェーブ・ノンスケール
(約1/50)
レジンキャストキット
原型製作 赤羽一宏さん

PCゲーム「パワードール」シリーズのパワーローダー
X4+とX4Sです。

・・・・・あれっ?知らない・・・ですか・・・・・?
詳しくはヤオ・フェイルンのページをご覧下さい。

ちなみにDollsは「ディタッチメント オブ リミテッド ライン サービス」の略です。
「制限されたラインの派遣サービス」???
やばくて危険な仕事をするってことでしょうか?
こじつけらしいですが・・・。

「パワードール」ではX3シリーズ
「パワードール2」以降はX4シリーズが登場します。

ご覧の通りの人型兵器で
X4、X4+が基本形、
X4C、X4+Cが肩のハードポイントをはずし装甲強化した格闘戦型、
X4Rは左肩、X4RRは両肩にマルチセンサーを装備した索敵型、
X4Sは最新型で左肩にマルチセンサーもつけられる万能型です。

今回製作したX4+は右肩に105mm砲、左肩に小型ミサイル、
右手にアサルトライフル、左手にグレネードランチャーを装備してます。
X4Sは右肩に40mmリニアキャノン、左肩にマルチセンサー、
右手にアサルトライフル、左手にグレネードランチャーです。
他にもロケットランチャーやガトリング砲などいろいろな装備があるんですが
キットには無いです・・・。あったら他にも作りたくなっちゃうでしょうけど・・・。

ゲーム中もこんな感じの装備をよく使いました。
あんまり重装備だとAPが下がっちゃうんですけど。


ガレキロボット初挑戦です。
フィギュアや怪獣は部品数が少なく組立はアッという間ですが
ロボットは小さい部品がいっぱいあって大変でした。

1/50、1/60といっても小さいです。
ガンプラだと1/144ぐらい。
ロ−ダーは空挺兵器ですから身長7m以下という設定です。

離型剤抜きは中性洗剤やクリームクレンザーでやっていましたが、
今回は洗うのが大変そうなので、浸け置きタイプの離型剤クリーナーを使いました。
レジンの質のせいかX4Sの方はヌルヌルが残りました。
こっちの方が柔らかめの素材で目に見えない気泡があるのではないかと思います。
試しにサフを塗ってみたところ、はじくほどではないので良いことにしちゃいました。
(これが後々あだに・・・)

両方とも出来のよいキットで、気泡も少なく合いもよかったです。
若干、型ズレや薄いパーツのゆがみがありましたが・・・。

X4+の方はほとんどの接合部にステンレス針金で補強をしてあります。
X4Sの方は可動キットでポリパーツによる接合です。
最初から重みで腕などだら〜と下がります。
この大きさのレジンで可動は無理があるような・・・。
もっと小さいキットなら大丈夫かな?

塗装はグレーを下地にフラットホワイトを吹いてきつめにグラディをかけました。
青は筆塗りとデカールです。

今回、アルプスプリンターで自作デカールに挑戦してみました。
ドールズのオネイチャン達ならハデなパーソナルマークをつけそうだと思って
既製のイラストから持ってきました。
あと機体番号も。

ところがエナメルで墨入れ、ウォッシングをしていたら・・・!
あ〜!きえちゃった〜〜〜〜〜!

アルプスのインクはエナメルで溶けるようです。
他の塗料は大丈夫だそうです。(経験者談)
クリアーでコーティングしてからエナメルを使った方がよさそうです。

消えてただのクリアーデカールになったヤツをはがしたら塗装面がガタガタに・・・。
X4Sは離型剤抜きが不十分だったので悲惨なことに・・・。
ここだけではなく、あちこち剥げチョロです。
可動キットということがアダになっています。

むむむむむ〜・・・

しょうがないのでデカールはナッツロッカーから流用しました。
全体的にハードウェザリングしてバッチクしました。
エナメルでパステルの粉を溶いて
剥げチョロに錆、雨だれ表現をして
パステルの粉でホコリ表現です。
いつも戦車でやってるヤツです。ローダーも兵器ですから・・・

ここまで汚すとジオラマにしたくなりますね。
そのうち、挑戦したいなぁ・・・。

1998年11月頃 完成
2010年10月 写真撮りなおし



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