Original sprayer booth

自作塗装ブース

注意!
ココに書かれれている内容は
科学的根拠に基づいたモノでもなく
健康面、安全面に配慮したモノでもありません。
ただ、私の経験を述べたモノです。
試してみて効果がない場合、
あるいは事故が起こった場合でも
責任をとれませんので
あくまでもご自身の責任で行ってください。

引火性の高い有機溶剤などを
直接換気扇に噴霧するのは如何なんでしょ?!

その後の展開はコチラ

スプレー作業で心配なのは換気ですね。
特に冬場は窓開けっ放しって訳にもいかないし・・・。
夏場もエアコンガンガンの時は窓開けたくないし。

そこで、塗装ブースを作ることにしました。
市販ブースの広告や雑誌の記事などを参考にしています。

材料
小型換気扇(フィルター付き・ファン径15cm) 3000円ぐらい
アルミ製ダクト(直径15cm) 2000円ぐらい
ガスレンジカバー 300円ぐらい
ダンボール箱
ガムテープ


 前から見たところ

一緒に写っているのは、
グンゼのリニアコンプ・水抜き+レギュレーター・
タミヤのHGトリガー・HG(ダブルアクション)です。
サフ専用にビンつり下げ式のがもう一本欲しいです。
ビンにサフ入れっぱなしに出来ますから。
安いの買おうかな?・・・んっ?話がそれた・・・。

換気扇をダンボール箱の背面に取り付けました。
そのままだと後ろに転びます・・・。

 横から見たところ

後ろに換気扇が入っていた箱を取り付けて
排気受け及び転倒防止しています。

排気管はアルミの蛇腹式で
フレキシブルかつ伸縮自在です。(のばすと4m)
排気管の先にガスレンジのカバーを取り付けました。
ちょっと柔らかかったので失敗。
ダンボールの方が丈夫だったと思います。
これをリビングの天窓にはめ込めばバッチリです!


換気扇はホームセンターやディスカウント店など、いろいろなところで手に入ります。
しかし、ダクトは、なかなか売ってないです。
私は「ドイト」という日曜大工系のホームセンターで手に入れました。

ダクトまわりはそれぞれの住宅環境・塗装作業場所に左右されるでしょう。
窓にブースを直接取り付けるなんて事もできるでしょうし、
細長いダンボールを窓まわりに固定してダクトにする事も出来るでしょう。
私は移動可能にしたかったのでこうなりました。

換気扇にもいろいろなタイプがあるようです。ダクトにすっぽり入るタイプの物もありました。
ちょっと性能がわからないので一般的な台所用にしました。


1998年11月 製作


塗装ブース使ってみました〜。
バッチリです!
サフ吹いてもくさくないです。

サフ吹き専用にグンゼのプロスプレーMk3を買ってきてやってみました。
缶スプレーだともっと飛び散るかもしれません。

サフのあとジャーマングレーにダークイエローにダークグリーンにレッドブラウンを使いました。
(ヘッツアーのサフ&基本塗装とエアリスのサフ吹き)
そしたら、フィルターが



こーんなになりました!(うげげ)

換気扇のファンの穴の形がくっきり出てますね。
塗料の微粒子を吸い取っている証拠だと思います。
前は、これが空気中に漂っていたんですね・・・。

健康のために、ブースは必要ですよ!


1998年12月6日


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